忍者ブログ

アルテミスの首飾り

デジカメ・PCパーツ等のレビュー?

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Xperia Z ultra

さて非常に今更感あふれる感じですが、あえてXperia Z ultraのLTE版について評価したいと思います。

スペック

SoC:Qualcomm Snapdragon 800 2.2GHz

まさにQualcomm一強時代を築き上げた名SoCです。
IntelのPentiumみたいなレベルの強さでした。

それはさておき、Kraitの名前を付けられたA15相当のオリジナルCPUは、コアクロックが最大2.2GHzまで上昇し、非常に快適な操作を可能にしてくれます。
すでに2年近く使用しているのですが、いまだ一線級と言っても過言ではありません。

ちなみに最近よく見かけるMediatekのオクタコアやSnapdragon400/410のクアッドコアは、A7の発展版インオーダー式のA53コアCPUが使用されていて、中には2Ghzに達するものもあります。しかし一つ一つのコアの処理能力の差は大きく、同じクロックでもSnapdragon800には全く敵いません。(A53コアの性能はおおよそA9コアと同じ程度と考えておけばいいと思います。)


さらにGPUにはAdreno330を積んでいます・
このSoCが最強の名をほしいままにしたのはこのGPUがあったからでもあるでしょう。

メモリ帯域12.8GB/secに129GFlopsの処理能力を持つこのGPU性能は、一概には言えませんが大体RADEON HD5450と同じレベルになります。

これを高いと見るか低いと見るかは人によって違うでしょうが、GPU性能だけで言えば、一昔前のIntelCPU内蔵GPUよりも高く、ローエンドとはいえDX11世代の単体GPUと一緒というのは驚きでしょう(AMDのAPUはもっと性能が高いです)。


質感

さすがSONYのZの名が冠されているだけあり、メタルに移行したiPhoneなど歯牙にもかけない美しさです。

そのうえ防塵防水というオプション付きです。
2年使った今でも美しいと感じる筐体はさすがSONYと言えそうです。
欲を言えばもう少し額縁が狭いと嬉しいです。


使用感

6.44インチの液晶は本当に美しく、それでいながら胸ポケットに入れて持ち運べる(入りきるとは言ってない)コンパクトさです。

タブレットをわざわざ持っていく手間を掛けずに、大画面を持っていける。
これは本当に便利です。

そのうえさりげなくストラップホールもありますので、ネックストラップを付けていれば落とす心配もありません。


ポジティブ

さてXperia Z ultraを使うようになり、これまでと大きく変わったスタイルがいくつかあります。

その一つが電子書籍の購入量の激増です。

確かに以前から私のタブレットには、無料の文庫本がそこそこ入っていました。
しかし小説を読むような軽さで持てるZultraは、文庫本を買わずに何百冊も持ち運べる利便性だけでなく、どこにでも携帯できる可搬性も兼ね備えていました。

そのためあっという間にオンライン蔵書が増えてしまったとしても仕方ないのです。仕方ないのです。

ちなみに、Zultraの幅は一般的なワイシャツの胸ポケットと同じサイズなのですが、縦は新書サイズとほぼ一緒です。


もう一つはプロバイダメールの処理です。
これはZultraというよりAppのおかげですが、読めないファイルが殆どなくなってきたため、PCメールも大体Zultraで開くようになってしまいました。
特にExcelの解放は大きすぎる・・・。


ネガティブ

長く使っていれば、買った時には気付かないネガも見つかります。
その中でも最大のものは何か?といえば、これはもう充電中の熱暴走でしょう。

何度も何度も充電しながらメールを送ろうとして、空メールを送信したり、違う人に送ったりしてしまいました。
結局現在に至るまで改善はありません。

そしてもう一つ大きいのは、USBキャップの損傷です。
どうしてもここを開け閉めする関係で、キャップがガバガバになってきてしまいます。
マグネット充電器の使い勝手があまり良くなかったのが最大の原因でしょう。

次のネガが実は最大な気もします。
他のスマホに買い替える気が起きないのに後継機が出ない。
SONYさんお願いします。
PR

Xiaomi MiPad

久しぶりに更新するのはXiaomiタブレットです。
Xiaomi Mipad

スペック

CPU:NVIDIA Tegra K1
このCPUを使ったタブレットやスマホは殆ど見かけませんが、中々良いCPUです。
Snapdragonに比べても見劣りしないどころか上回ってる性能を持っています。
ただ使用している感覚だとちょっと電気食いだと思います。
ARMのCortex A15をクアッドで積んでいます。
64bit対応の方はデンバーというオリジナルコアをデュアルで積んでいます。
どうでもいいですけど、NVIDIAのHPからデンバーコアが無かったことにされてます。
そもそもTegra4以降のコアは採用マシンを探すのが大変です。
クアルコムVSエヌビディアみたいな風潮がありますけど、実際はMediatekがライバルになっています。

GPU:GeForce
Tegra3の時にGeForceの名前を使って性能をアピールしたのに、実際はショボショボだったのはみんなにとっていい思い出です。
しかし今回のこの192コアのGeForceは現在モバイル最強のGPU、Adrenoシリーズにガチバトルを仕掛けられる性能です。
64bitメモリを採用したSnapdragon805のAdreno420にはさすがに負けますが、801までならそこそこ戦えます。

モニタ:7.9インチに2048x1536pxの解像度を持たせたRetina液晶です。画質も良好です。
メモリは2G、内蔵eMMCは16Gです。
重さは360gですが、iPad mini retinaが330gに増量したおかげであまり重くなった感じはしません。

質感

ちょっとびっくりするくらい品質のいいプラスチックを使用しています。
金属製のONDAなど比較にならないレベルで高品質です。日本メーカーはともかくSamsungあたりとは真っ向勝負できる品質です。

使用感

フリック入力も特にストレスなしで使えます。
全体にヌルヌルサクサク動く印象です。
MIUIをそのまま使っているのですが、本気で使いやすいです。
OSそのものの日本語版がないので、その辺は少し厄介ですが、MIUIは一度使うと癖になりますね。
もともと自分がiPhone4s、iPhone5s、iPad mini、iPad mini retinaを使ってるのもありGUIが馴染み安いです。
そのうえでAndroidの自由を味わえるわけですからね。早く日本に完全対応したモノを作ってほしいです。
気が付いたらすっかりXiaomiのファンになっています。MIUIは素晴らしい。

ONDA V975i

連続でONDAのタブレット記事です。
ONDA V975iです。

スペック

CPU:Intel Atom Z3735D
Androidですがx86のCPUを搭載しています。
きちんとBIOSから作りこめばWindowsで普通に動くCPUですね。
旧Atomと比べて劇的に性能が上がっています。
Z2xxxシリーズまではインオーダー型でしたが、Z3xxxシリーズからはアウトオブオーダーユニット実行型のCPUになりました。
さらにAtomZ2xxxは最大で2コア4スレッドでしたが、Z3xxxは4コアです。
x86CPUとしては超低消費電力で許容範囲の性能という非常に優れたCPUだと思います。
ただしこのタブレットはAndroidなので性能云々よりもソフトがまともに動くのかどうかの方が重要です。

GPU:Intel HD Graphics
これに関しては特筆すべきことはありません。早くAMD製のMullinsをタブレットで使いたいのですが。

モニタ:9.7インチに2048x1536pxの解像度を持たせたRetina液晶です。画質はまあ普通です。
メモリは2G、内蔵eMMCは32Gまだ内蔵MMCのスピードは計測していません。
重さは490gということですが、Xperia Tablet Zと同じ重さには感じられません。重い。

質感

V975mと特に変わりません。
全体的に金属なんで、そこそこ高級感がありますが、がわの精度が低いので少し隙間を感じます。

使用感

フリック入力は特にストレスなしで使えます。
全体にシャキシャキ動く印象です。
ただまだRootを取れていないので、いらないソフトが沢山あってアンインストールもできません。これが鬱陶しい。
Kindleで漫画を読んでも特にストレスを感じません。

ちなみにROMのバージョンはまだ1.0.5です。
もうひとつWindowsが来るのを楽しみにしています。

ONDA V975m

久しぶりにタブレットについての記事を書きますかね。

ONDA V975mです。

スペック

CPUはAmlogic AML8726-M8を搭載
これはCortex-A9のr4のクアッドコアCPUを積んでます。
A9r4は28nm用に少し改良したものですかね。A9の弱点をきちんとつぶした改良版になっています。
ただしアウトオブオーダーユニットの根本的な弱さは変わりませんので劇的な速度向上というのはありません。
しかしスペックシートに2.0GHzと書いてあったものが本当に2.0GHzで動くとは中華の質の向上は目覚ましいですね(当たり前というなかれ。大人気であった原道MiniOneでさえRK3188の1.8GHzではなく1.6GHzでした。)。

さらにM8はGPUにMali450MPを搭載。Mali400から劇的な速度向上を果たしています。
競合?のSGX544(でも一世代前ですが)を上回るものになっていると思います。

モニタは9.7インチRetina液晶(2048 x 1536px)に10点タッチパネルでもちろんIPS。

OSはAndroid4.2でスタート。
ROMのバージョンアップで現在はv2.0.1をインストールすれば4.4のKitkatを入れられます。

重さは560g
さすがにiPadAirを真似するのは難しいんでしょうかね。それでも十分軽いですね。

そして購入したものは16Gの内蔵メモリ版です。v1なので残念ながらブルートゥースはついていませんでした。
メモリは2G。とりあえずこれだけあれば困らないでしょう。

質感

触った感じなど質感そのものは割と良好ですが、少し組立精度が低いので若干のがたつきがあります。マウスコンピュータのノートパソコンと同じくらいか、少しマシ程度だと思っておけばいいと思います。
もちろん外装が金属なので触った感じはそれなりの質感ではあるわけですが。

使用感

これは当初、本当にもっさりしていて非常にストレスがたまる状況でした。
そもそもスリープ解除にもかなりのタイムラグが発生するってどういうことなんでしょうかね?

ただしROMのバージョンが上がるごとに改善され、全体的にはそこそこ使えるものになっています。
それでも文字入力(Google日本語入力)はまだまだひどく、フリックにタイムラグが発生して、選んだはずの文字がずれてしまい、とてもじゃないけれど使い物にならない感じです。しかたないので連打。文字入力はストレスがマッハです。

アプリケーションでエラーというのはほとんどありません。CPU、GPUパワーが高いのでわりとなんでもこなします。黒猫のウィズのような滅茶重いアプリでもなんの引っかかりもなくプレイできます。(あんなものが重いのは絶対に開発者のプログラミングセンスが悪いせいだろ)Antutu31000越えは伊達ではありません。

しかし内部ストレージに画像を置いて閲覧とか、PDFを置いて閲覧などすると妙に引っかかりを感じます。マイクロSD(Sandiskのultraです)のほうがだいぶ速いです。
絶対内蔵ストレージをケチりまくってるでしょ。
もっさりの最大の原因が実は内臓ストレージの可能性もあるので、そうなるとこれは改善の見込み薄でしょう。

まとめると、まだまだもっさり。
もう少し文字入力がちゃんとできるようになれば、そしてPDF閲覧が楽になれば、貴重な4:3のアンドロイドとして非常に重宝するんですがね。惜しい。

SONY Xperia Tablet S

正直これを買う気はなかったのですが、安かったのでついうっかり買ってしまいました。
CPUはTegra3、GPUは相変わらずの残念系GPU、GeForceULP。
RAMは1G、ROMは32Gを選択しました。

普通に持ってみて感じるのは、重い割りにバランスが良いということでしょうか。
最近(2013秋冬)LenovoのYogaタブが出てまして、あれはバランスが良さそうなんですが、あそこまで突き抜けていなくても、SONYのこのタブレットは持ってみるとかなり違いを感じる優れものです。
でもやっぱり重いことには変わりませんが。
        
  • 1
  • 2