ONDA V975m 2014年06月11日 タブレット 0 久しぶりにタブレットについての記事を書きますかね。 ONDA V975mです。 スペック CPUはAmlogic AML8726-M8を搭載 これはCortex-A9のr4のクアッドコアCPUを積んでます。 A9r4は28nm用に少し改良したものですかね。A9の弱点をきちんとつぶした改良版になっています。 ただしアウトオブオーダーユニットの根本的な弱さは変わりませんので劇的な速度向上というのはありません。 しかしスペックシートに2.0GHzと書いてあったものが本当に2.0GHzで動くとは中華の質の向上は目覚ましいですね(当たり前というなかれ。大人気であった原道MiniOneでさえRK3188の1.8GHzではなく1.6GHzでした。)。 さらにM8はGPUにMali450MPを搭載。Mali400から劇的な速度向上を果たしています。 競合?のSGX544(でも一世代前ですが)を上回るものになっていると思います。 モニタは9.7インチRetina液晶(2048 x 1536px)に10点タッチパネルでもちろんIPS。 OSはAndroid4.2でスタート。 ROMのバージョンアップで現在はv2.0.1をインストールすれば4.4のKitkatを入れられます。 重さは560g さすがにiPadAirを真似するのは難しいんでしょうかね。それでも十分軽いですね。 そして購入したものは16Gの内蔵メモリ版です。v1なので残念ながらブルートゥースはついていませんでした。 メモリは2G。とりあえずこれだけあれば困らないでしょう。 質感 触った感じなど質感そのものは割と良好ですが、少し組立精度が低いので若干のがたつきがあります。マウスコンピュータのノートパソコンと同じくらいか、少しマシ程度だと思っておけばいいと思います。 もちろん外装が金属なので触った感じはそれなりの質感ではあるわけですが。 使用感 これは当初、本当にもっさりしていて非常にストレスがたまる状況でした。 そもそもスリープ解除にもかなりのタイムラグが発生するってどういうことなんでしょうかね? ただしROMのバージョンが上がるごとに改善され、全体的にはそこそこ使えるものになっています。 それでも文字入力(Google日本語入力)はまだまだひどく、フリックにタイムラグが発生して、選んだはずの文字がずれてしまい、とてもじゃないけれど使い物にならない感じです。しかたないので連打。文字入力はストレスがマッハです。 アプリケーションでエラーというのはほとんどありません。CPU、GPUパワーが高いのでわりとなんでもこなします。黒猫のウィズのような滅茶重いアプリでもなんの引っかかりもなくプレイできます。(あんなものが重いのは絶対に開発者のプログラミングセンスが悪いせいだろ)Antutu31000越えは伊達ではありません。 しかし内部ストレージに画像を置いて閲覧とか、PDFを置いて閲覧などすると妙に引っかかりを感じます。マイクロSD(Sandiskのultraです)のほうがだいぶ速いです。 絶対内蔵ストレージをケチりまくってるでしょ。 もっさりの最大の原因が実は内臓ストレージの可能性もあるので、そうなるとこれは改善の見込み薄でしょう。 まとめると、まだまだもっさり。 もう少し文字入力がちゃんとできるようになれば、そしてPDF閲覧が楽になれば、貴重な4:3のアンドロイドとして非常に重宝するんですがね。惜しい。 PR