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アルテミスの首飾り

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MVNOについて 2017年12月

特に最近、MVNOを色々探していてすごく気になったことがあるので、とりあえず書いておこうかと思います。


それは情報サイトのデタラメぶりです。


いや、MVNOを探すときにこれが一番ひどいんじゃないかと思います。

①プランの誤誘導

例えば、某なんとか研究所などでは
データ通信使い放題プランの中に

  ロケットモバイル神プラン

を含めています。
それはいくら何でも必死すぎるでしょ。と思うわけです。
そもそもこのプランは

常時200kbpsプラン

です。
どういうことかというと、例えば

  OCNモバイルONE110MB/日コース

でその日に110MB使いきった後の速度が200Kbpsです。当然ですが、OCNだって低速ながらもその後も普通に使い放題なわけです。ロケットモバイルを使い放題にするならプリペイド以外のSIMがほぼ全部が使い放題ですよね。

でもわからない人がこれを見たら、ロケットモバイル以外は容量使い切ったあとあたかも通信不能になりそうに感じるでしょう。本当に酷いと思います。

②通信速度について

これもだいぶ酷いところが多いと思いますが、特に楽天には甘いところが多いと思います。それだけアフィリエイトでの収入が大きいのでしょうね。

最近はスマートモバイルNUROなども結構な確率で謎プッシュを受けていると思います。


③契約期間について

これは時々すごいことを書いているサイトがあって、びっくりさせられます。

変なロジックの中でも割と多いのが、「契約期間の長さがプランに対する自信の表れです。」パターンです。

〇〇〇〇使ってみた。とかいうサイトではスマモバの良さをつらつら書いているのですが、メリットが怪しいところは主観で誤魔化してうやむやにするという手法を取っています。

そして3年縛りについては、このプランを採用しているのは自信の表れです。と言い切っています。

なぜサイトの管理人がそんなこと言えるのか、とか疑問はありますがそれは置いておきます。


普通に考えればわかりますが、本当に自信のあるプランならわざわざ縛りなんかつけません。

通信業界界隈は契約者の奪い合いで札束殴りあい対決を続けてきたために、ユーザーが自社のサービスを続けれくれるかどうか一欠けらも自信がありません。それで法に触れないように契約者を誤魔化したり騙したりしながら自社に縛り付けて来たわけです。

そしてMVNOでの縛り期間はそのままリスクだと考えて間違いありません。
なぜならMVNOは契約者を増やすことで回線速度が遅くなり、そしてその状態の方が利益が上がるからです。

これが契約期間の縛りが無い状態だとさっさと見切りをつけられて逃げられてしまいますが、3年契約ならその危険性も無く、安全に回線速度を落とせます。

そんなリスクしかないものを「契約期間の長さがプランに対する自信の表れです。」といって勧めるやつらの顔がどれほど分厚い皮がついているのか、実物を見てみたいものです。





※追記

当然通信会社としてはある程度の計算が立てられるようになるため、割引をしやすくなります。それで値段が安くなるもので、サービス開始からある程度時間が立っていて、まともに運用している実績のある会社のものであれば考慮してもいいとは思います。

許容範囲:UQモバイルIIJmio、Mineo
ギリギリ許容範囲:Y!mobileOCNBiglobe
様子見:NURODMMNifmo
現時点ではアウト:楽天b-mobile、それ以外のMVNO(イオンも含む)

・Y!mobileとUQモバイルの差はE-mobileとUQWimaxの使い放題での運用実績の差です。
・NURO(SONY系列)はこれまでの運用が酷かったのですが、運営体制を変えたことと、そこそこ資本力があるのでここからの運用次第でしょうか。
・DMMは利益にならないものに対して、わりと見切りが早い会社なので、3年契約はちょっと怖いですね。
・OCNは回線速度がわりといつも遅いです。でもこれだけ契約者数の多いMVNOのわりに、だいたいいつも同じくらいの回線速度をキープしているだけに信頼感はそこそこあります。
・楽天や日本通信と3年契約なんて結んだ日には間違いなくカモ扱いでしょう。今までの様子から、囲われたあとは餌をもらえないと思います。

それ以外のMVNOはそもそも事業継続が怪しいので、長期契約には向いていないと思います。現在の契約者しかいない(新規顧客を獲得しない)ものにお金なんてかけませんからね・・・。


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