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アルテミスの首飾り

デジカメ・PCパーツ等のレビュー?

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Xiaomi mi mix

今度はXiaomi Mi Mixについて評価したいと思います。

スペック

SoC:Qualcomm Snapdragon 821 2.35GHz

ArmをカスタムしたCPU、Kryoを4基搭載したSoCです。

性能は

・Snapdragon820/821に載っているKryoが6.3DMIPS/MHzになります。

・Snapdragon800に乗せていたKrait400が3.39DMIPS/MHz、
・Snapdragon810などのCoatex-A57が4.1
DMIPS/MHz、
・Mediatek Helio X30等に載っているA73が4.8DMIPS/MHzなので、

かなり性能の高いCPUを積んでいることになります。

ちなみにSnapdragon835と比較してもCPU部分に関しては性能差はあまりなさそうというか、むしろ1コア当たりの性能はS820/821の方が高そうです。


GPUはAdreno530という名称が与えられ、500GFlops超の性能があります。
ちなみにAMD製のDesktop単体GPU、RADEON R7 240が500Gflops程度だったのを考えると、スマホのGPUも凄まじい性能になってきています。

さすがにメモリ周りの性能差は当然ありますけれど、ちょっと前のデスクトップパソコンレベルのGPU性能なわけです。

ちなみに私はメモリ6GでROM256G版を購入しました。



質感

相変わらずXiaomiの製品は高額機になるときちんと高品質になるのがいいですね。
ハイエンド機と単なるハイスペック機の間に、大きな溝があります。

さらにMi Mixに関していえば、他のメーカーにはあまりない、強烈なデザインによるオリジナリティを感じさせる訴求力があります(SharpのCrystalのパクリというかオマージュかもしれませんが、本家はあれを熟成させることをしなかったのが残念です)。

この機種を超えるオリジナル感を感じさせるデザインを持つ機種といえば、SonyのXperia位じゃないでしょうか。

(最近はiPhoneとSamsungがパクリ合戦をやっているので、どちらもオリジナリティを感じなくなってしまったのは残念です。
ただ、Samsungはどこか有機物じみた気持ち悪いデザインの機種をだしてますが、これは未来に向けた布石なのは間違いないでしょうし、こちらがオリジナルなのは間違いないと思います。Iphone8は保守的な作りに、Samsungデザインを劣化コピーさせたような気持ち悪いだけのデザインを掛け合わせた、将来性も何も感じさせない代物でした。)


使用感 

さすがにウルトラハイエンド機にあたる本機種は、非常に使いでのある製品でした。

実は昨日(2017/11/29)MIUI9のグローバル版がOTAにさらっと来まして、気が付いたらMIUIが日本語化されていました。

いままで日本語を入れるためには必ずMorelocale2などを使わなければいけなかった上にMIUIそのものは英語のままだったものが、あっさり日本語化されてシステム回りも日本語表記に変わりました。差別化に苦しむMVNOのどこかが仕入れればいいのになぁとちょっと思います。

ただし自分はAndroidの設定画面が日本語表記だと、それが何の設定なのかわからないことがある感じなのでMIUIも英語表記の方がわかりやすかったものがないとはいいません。

6.4インチの大画面といえばXperiaZultraが思い浮かびますけど、あれと比べるとデザイン的には野暮ったく見えます。
というかZultraがいくら何でも未来を行き過ぎていた気がします。

XZpremiumでもZultraに比べるとデザイン的に劣る気がしますからね。あのとてつもない薄さというのは何物にも代えがたいものでした。それはさておき、6.4インチのわりに幅が狭いので片手で持ちやすいものになってます。

さらにSamsungのS8+やNote8の6.3インチなどと違って平面なうえ、18:9までいかない比率なので実際の画面面積に結構な差があります。解像度的には普通のFHDなんですけどね・・・。

それにしてもZultra以来の、妥協感を全く感じない、文句なしの優良機種です。

あえて文句をつけるとすれば、AKMなどの外部DACを搭載して欲しかったのと、せっかくの大画面なのだからステレオスピーカーにして欲しかったということくらいでしょうか。
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Xiaomi Mi note pro

さてふたたび非常に今更感あふれる感じですが、Xiaomi Mi note proについて評価したいと思います。

スペック

SoC:Qualcomm Snapdragon 810 2.0GHz

Cortex A57とA53のBigLittleオクタコアを搭載したSoCですね。
いつものカスタムCPUではなくそのままARMを載せたCPUになっています。

性能は
Cortex A57が4.1DMIPS/MHz、
Cortex A53が2.3DMIPS/MHzになります。

Krait400が3.39DMIPS/MHz(Snapdragon800)
Cortex A9が2.5DMIPS/MHz、
Cortex A15が3.5DMIPS/MHzでしたから、
コア数の増加も考えればかなりの性能アップかもしれません。

GPUはAdreno430という名称が与えられ、300~400GFlops程の性能です。

ちなみにSnapdragon800に載せられていたAdreno330は130GFlopsほどでしたから凄まじい性能の飛躍でです。

それだけではなく、LPDDR4を採用したことによりメモリバスも25.6GB/sを確保しています。3Dmarkなどのスコアが1万点ほどアップしていましたね。

ついでに音楽鑑賞機としても優秀な一面をもっていましてESSのES9018k2mという強力DACを搭載して、ついでにオペアンプもきっちり搭載し、ハイレゾ時代を迎え撃とうとしていました。

さらにスペックとして2K液晶搭載という画面の高解像度化も挙げられますね。
いやほんと、当時としては阿保みたいなハイスペック機でした。


質感

Xiaomiの製品は高額機になるときちんと高品質になるのがいいですね。
ハイエンド機とハイスペック機の間に、大きな溝があります。

残念ながらXiaomi製品で質感をもって所有欲を満たせるのは、このMi note proのようなハイエンド機だけでしょうね。

Xiaomiもこういう機種には特別スペックだけではなく、特別なデザイン機を投入してきますので、自分たちでもよく理解しているのだと思います。ちなみにMi noteは竹でした。


使用感 

さすがにウルトラハイエンド機にあたる本機種は、非常に使いでのある製品でした。

ただし、MIUIのグローバル版を出してはくれず、中華版オンリーなため、まずGooglePlayを入れるところから始めなければなりません。

それから日本語化を手間をかけて行わない限り、中華版の英語表記で我慢するしかありません。それを我慢できるかどうかで使用感に大きな差が出ると思います。

自分はAndroidの設定画面が日本語表記だと、それが何の設定なのかわからないことがある感じなので特に問題はないのですが・・・。

あとはスナドラ810爆熱伝説は本当でして(よく考えたらZ4使ってた・・・)、別に止まるわけではないんですが結構熱くなります。デレステのような重いアプリは気を付けましょう。